生命理工学院田中（利）グループ - 東京工業大学 | コラーゲンは、皮膚、骨組織、靱帯など全身の組織を形成するため、その量・質的変化は美容や健康に直結し、その異常は病気（難治疾患）につながります。私たちの研究グループは、独自開発した可視化コラーゲン技術によりコラーゲンの分子レベルでの理解を深め、健康、医療、美容への展開を進めています。

コラーゲンは身近なところに。
例えば、魚のウロコもコラーゲン。
肌や靱帯はもちろん、肝臓、肺、腎臓などにも多く含まれ、
その異常は肝硬変などの病気にも深く関係しています。

従来の免疫染色法で観察できるのは死んだ細胞のみ。（写真赤がコラーゲン）
輸送や分泌といった「過程」をみるには生きた細胞を使うことが必要。
当研究グループはI型コラーゲンの可視化に成功し、生きた細胞を使った
ライブイメージング解析に成功しています。

可視化コラーゲンの設計図。
I型コラーゲンの可視化は、長年、試みられてきましたが
成功していませんでした。
当研究グループの可視化I型コラーゲンは、輸送・分泌過程に加え、
タンパク質成熟で必要なプロセシング過程の観察も可能にしました。

研究室概要

コラーゲンは、皮膚、骨組織、靱帯など全身の組織を形成するため、
その量的、質的変化は健康や美容に直結し、その異常は病気（難治疾患）につながります。
私たちの研究グループは、独自開発した可視化コラーゲン技術により
コラーゲンの分子細胞レベルでの理解を深め、健康、医療、美容への展開を進めています。

（白矢印：細胞仮足内を輸送されるコラーゲン）

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